TradingViewが気になる方へ
こんにちは、えだまめです。
トレーダーにとって、取引ツールは発注やポジションの照会、チャート分析などをする、トレードの成否を握るといっても過言ではないほど重要なものです。
今回は、数ある取引ツールのなかでも、世界中のトレーダーから支持を得ているTradingViewのメリットやデメリットを詳しくご紹介します。
まだ見たことがない、聞いたことがない、気にはなっているという方は、ぜひご覧ください。
TradingViewとは?
TradingViewとは、アメリカのシカゴに拠点を構えるTradingView Inc.が運営している、投資家を繋ぐソーシャルネットワークサービスです。
つまり投資家向けのSNSとも言えます。
TradingViewはチャート機能も提供していて、これが非常に高性能で使いやすいので、広く知られていますが、世界中のトレーダーのトレードアイデアがたくさん投稿されています。
高性能なチャートを利用できるうえに、多くのトレーダーのアイデアを閲覧でき、コミュニケーションがとれる、トレーダーにとっては非常にうれしいサービスです。
また、TradingViewはインストール不要のウェブブラウザ版ツールなので、デバイスを選ばずネット環境とログイン情報さえあれば、どこからでも自分のアカウントでアクセスできます。
スマホ用には、ウェブブラウザ版と同等の機能を利用できるアプリが用意されています。もちろんiPhoneとAndroid両方に対応です。僕はアプリをメインに活用してトレードをしています。
TradingViewが人気の3つの理由
TradingViewは、トレーダーにとって非常に多くの利点をもたらしてくれます。そのなかでも多くのトレーダーから支持を得ている、3つの人気の理由をお伝えします。
人気の理由
- 豊富なインジケーターと描画ツール
- 銘柄が豊富
- 有益なトレードアイデアを無料チェックできる
1. 豊富なインジケーターと描画ツール

100種類以上のインジケーターからカスタマイズできる

僕がお気に入り登録しているインジケーター
TradingViewには、非常に豊富なインジケーターが標準で搭載されています。
その数はざっと数えただけでも100種類以上です。
定番の移動平均線やボリンジャーバンドなどのトレンド系、RSI、MACD、ストキャスティクスなどのオシレーター系、一目均衡表なども備わっているので、基本的なチャート分析に困ることはありません。
更に、TradingViewのユーザーがカスタマイズしたオリジナルインジケーターや、特定のローソク足シグナルを見つけ出すインジケーターなど、ユニークなものも多数搭載しています。
描画ツールも、ライン類、フィボナッチ、テキストはもちろん、エリオット波動のカウントやフィボナッチを組み合わせたハーモニックパターン、ギャンなどが搭載されています。
使ってみると分析の幅が広がる可能性を感じるでしょう。
2. 銘柄が豊富
TradingViewはさまざまな市場にアクセスでき、非常に豊富な銘柄をチェックできます。
他にも国内、海外の個別株、世界の株式指数、金や銀、プラチナ、原油、コーンなどのコモディティ、VIX恐怖指数、国債利回りなどもあります。
直接取引することはなくても、株式との相関性のある指標を見つけて分析に生かすことでトレードの幅が広がるでしょう。
3. 有益なトレードアイデアを無料チェックできる
TradingViewは、ソーシャルネットワークサービスとして利用されている面もあり、多くのユーザーが独自のトレードアイデアを投稿しています。
トレードアイデアを利用するメリットは以下の通りです。
こんな方におすすめ
- 他のトレーダーがどのような視点で相場を見ているのかわかる
- どのようなインジケーターが使われているのかわかる
- コメントのやり取りでコミュニケーションを取ったり情報交換ができる
TradingViewのメリット
上記で挙げた人気の理由以外にも、メリットがあります。
上記以外のメリット
- 高い操作性
- デバイスや場所を選ばない
- アラート機能によって最適なタイミングで売買可能
それぞれ紹介します。
高い操作性
TradingViewは直感的に操作できる、操作性の高さに特徴があります。
その操作性の高さを最も感じる場面の1つが、チャートの拡大・縮小です。
TradingViewと同様に多くのトレーダーから支持を得ているMT4/MT5では、チャートを拡大・縮小するには、下部の横軸目盛をドラッグし横にスライドさせるか、上部ツールバーにある+、- ボタンをクリックするか、ショートカットキーを利用する方法があります。
一方、TradingViewの拡大・縮小は、チャート上でマウスホイールを回すだけです。
取引スタイルにもよりますが、トレーダーは多くの銘柄をさまざまな時間軸で分析し、チャートを拡大させたり縮小させたりしながら、あらゆる視点でトレードチャンスをうかがいます。
また、過去の値動きや取引の検証をする際も、同様の作業を繰り返します。
何度も同じ操作を繰り返すことが多いので、チャート操作のストレスは極力軽減できた方がよく、TradingViewはそういったトレーダーの要望に見事に応えています。
マウスホイールでチャートを拡大・縮小できる取引ツールは他にもありますが、TradingViewほど滑らかに操作できるツールは多くはないでしょう。
デバイスや場所を選ばない
冒頭でもお伝えした通り、TradingViewはインストール不要のウェブブラウザ版の取引ツールです。
インストール版もあり、Windows、Macどちらにも対応していますが、ウェブブラウザ版と機能は変わりありませんので、好みで利用できます。
ウェブブラウザ版であれば、ネット環境とログイン情報さえあれば、どこからでも自分のアカウントにログインできます。
また、スマホ用に提供されているアプリはPCで利用するツールと比較しても遜色ないほどの高性能で、十分に高度な分析が可能です。
チャートの拡大縮小は、指を使ってピンチアウト・ピンチインでできますし、利用できるインジケーターや描画ツールもPCと同様で、豊富な銘柄もチェックできます。
TradingViewアプリの最大の特徴は、PC用の取引ツールで設定したチャートをアプリに同期できる点です。
チャートレイアウトはもちろん、銘柄のウォッチリストも同期できるので、アプリであらためて設定し直す必要はありません。
仕事や子育て、家事、人付き合いなどで忙しい方でも、利用しやすいツールといえるでしょう。
アラート機能によって最適なタイミングで売買可能
TradingViewのアラート機能があるおかげで、仕事や子育て、家事、人付き合いなどで忙しい方でも株式の売買を最適なタイミングで行うことができます。
サラリーマンの僕がトレーダーでいられるのもこの機能があるからです。
TradingViewのアラートは2種類存在します。
ポイント
- 銘柄検索に使うアラート。該当した銘柄が現れた瞬間に通知がきます。(最強の機能です)
- 個別銘柄にかけるアラート。トレンド線やインジケーターにタッチしたタイミングで通知がきます。(これも最強の機能です)

銘柄検索に使うアラート
自分好みの銘柄検索をかけています。該当した銘柄は瞬時に、僕の携帯に通知が来ます。売買できる最高のタイミングを逃しません。

個別銘柄にかけるアラート
上記画像では、トレンド線にタッチした時に、僕の携帯に通知がくるように設定しています。トレンドのポイントになる箇所で売買できるのでとても重宝しています。
TradingViewのデメリット
多くのメリットがあるTradingViewですが、デメリットもあります。
デメリット
- 一部有料
使用し始めてから戸惑わないように、あらかじめ把握しておきましょう。
一部有料
TradingViewには非常に多くの機能があります。口座開設やデモ口座登録もなく利用できますが、一部有料となっています。
無料で制限される主な機能は、以下の通りです。
ポイント
- 秒足は使えない
- 1つのチャートに表示できるインジケーターは3つまで
- 保存できるチャート設定は1つまで
- 利用できないカスタマイズインジケーターがある
- 複数チャート表示ができない
- ウォッチリストは1つまで
- 広告が表示される
無料でも十分に高度な分析ができるので、無理して有料プランにする必要はありません。どうしても有料プランが気になる方は、まずは30日間の無料プランで試してみましょう。
最後に、こんな人におすすめ
多種多様な分析ツールを利用したり、さまざまな市場から情報を獲得したり、特殊なインジケーターで分析したりしたいという方には特におすすめです。
さまざまな機能があると聞くと、初心者の方は使いづらそうと感じるかもしれませんが、お伝えした通り操作しやすい点もTradingViewの特徴ですから、まずは必要な機能に絞って使ってみましょう。
本日の記事は以上です。えだまめBeam!!!!
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