こんにちは、えだまめです。

スイングトレードで利益率向上を狙うのであれば「エントリーポイント」と「出口戦略」(入口と出口)が重要な鍵となります。
今回は「100日移動平均線」と「25日移動平均線」を使ったトレードにおける僕なりの売買ルールを公開します。
銘柄のトレンドを掴む
その銘柄は、【買】なのか【売】なのか?
100日移動平均線を見る。
銘柄のトレンドを掴むためには、必ず100日移動平均線を見てください。
現在の株価が、100日移動平均線より「上」に位置していれば【買】で売買を検討します。
(例:伊藤園)

赤い線が100日移動平均線。現在位置が100日移動平均線より上なので【買】
※「伊藤園」を買えと言っている訳ではありません。
反対に
現在の株価が、100日移動平均線より「下」に位置していれば【売】で売買の検討をします。
(例2:オプトラン)

赤い線が100日移動平均線。現在位置が100日移動平均線より下なので【売】
※「オプトラン」を売れと言っている訳ではありません。
これらと反対の売買することを、僕は「逆張り」と解釈しています。
メモ
トレンドと逆の売買することを「逆張り」と言いますが、これはトレーダーがどこの時間軸で見ているかによって変わります。
トレンドの安定性を確認する。
25日移動平均線の「位置」を確認する。
25日移動平均線の「位置」を確認することで、トレンドの安定性を確認します。
先程までの説明で、現在の株価が、100日移動平均線より上に位置している。イコール【買】というわけにはいきません。
今度は、水色の線を見てください。水色の線は25日移動平均線です。

水色の25日移動平均線が、赤色の100日移動平均線の「上」に位置している。
25日移動平均線は100日移動平均線の上に位置していることがわかりますね。【買】の力によって、25日移動平均線が上に伸びています。
僕は【買】の目安として「25日移動平均線が100日移動平均線より上に位置している銘柄」を買える銘柄としてマークしています。
25日移動平均線の「向き」を確認する。
先ほどと同様に、水色の線を見てください。水色の線は25日移動平均線です。
(例:三協立山)

水色の25日移動平均線は「横」を向いている。
25日移動平均線の向きは「横」を向いていることがわかりますね。繰り返します。株価は25日移動平均線の向きへ進んでいく特徴があります。
なので、この銘柄は【買】のトレンドとして見ても良い銘柄ですが、25日移動平均線は「横」を向いているので、短期的(1週間以内)には25日移動平均線まで株価が下落する可能性もあります。
以上の理由から、今の時点ではまだ【買】のエントリーはできない銘柄となります。
違う例で見てみましょう。
(例:イーブックイニシアティブジャパン)

水色の25日移動平均線は「斜め上」の方向を向いている。
25日移動平均線の向きは「斜め上」を向いていることがわかりますね。株価は25日移動平均線の向きへ進んでいく特徴があります。
この銘柄は25日移動平均線は「斜め上」を向いているので、【買】のトレンドとなります。
しかしながら、現在は下落中。短期的(1週間以内)には25日移動平均線まで株価が下落する可能性もあります。25日移動平均線で反発の確認ができましたらエントリーしても良さそうですね。
購入のタイミング(エントリーポイント)
25日移動平均線の反発を待つ
株価が25日移動平均線で反発することを確認できましたら、エントリーしてください。
「今すぐ、買いたい!」という欲に駆られますが、そこは我慢してください!
狩猟で例えるならば、
狩人が獲物をギリギリまで引きつけ猟銃で仕留めるイメージです。
獲物を引きつければ引きつけるほど、猟銃の命中率は上がります。
僕らは、獲物を狩る狩人です。狩猟を成功させなければ意味がありません。
ポイント
株価を25日移動平均線に引き寄せれば引き寄せるほど利益率を上げやすくなります。
初動の押し目買い
抵抗線を突破し、最初の陰線が出現し、翌営業日に再度ギャップアップとなったタイミングで購入します。
例:3245 ディア・ライフ

赤線は月足の抵抗線
利確のポイント
利益確定は、あらかじめ決めておいたポイントに仕掛けましょう。
仕手株のスクリーニングではありませんので、急騰、急落は起こりにくいかと思われます。
利確については皆様のお好みにお任せします。
もし、決めきれないのであれば
例えば、
1、キリの良い数字
2、直近の高値
などが良さそうです。
損切りのポイント
当日のロウソク足を含め、前4本分(4営業日分)のロウソク足の「安値」を下回ったら損切りです。
翌日以降もこの前4本分のロウソク足は日々更新していきます。逆指値は必ず入れてください。