初心者は「ストライク」のチャートにだけ手を出せば良い
こんにちは、えだまめです。
今日は、「株の技術大全」を紹介します。
こんな方におすすめ
- 株で何から学んだら良いか分からない。
- 株式チャートにおけるストライクゾーンを知りたい。
- 移動平均線の売買シグナルのマニュアル本が欲しい。
この「株の技術大全」は、移動平均線を活用したテクニカルトレードの手法を書いた本(マニュアル本※下記にて説明します。)です。
トレーディング手法がとてもシンプルであるため、僕はTradingViewの株式スクリーナーの材料として活用もしています。
著者である、相場師朗(あいばしろう)さんは自らのトレード塾「株塾」や「Youtube」でトレーディング手法等を公開しています。
メモ
※僕は受講生ではありません(笑)
イチ読者として良書だと思っています。
ファンダメンタルズは不要
「株の技術大全」を含め、相場師朗さんの書籍は「テクニカル=技術」をレクチャーする書籍です。
それは、相場師朗さん自身が「ファンダメンタルズは不要」と考えているからです。
どんなに会社の情報を集めても、株価を予測することは困難だと思います。たとえそれが、その会社の色々な方と面談をし、過去の決済書を入れた入念に吟味し、業界をつぶさに研究したとしても難しい。その考えがあってテクニカル分析を使った手法を書いているのだと思います。
ポイント
読者である僕たち目線で言えば、「テクニカル分析だけでも十分に株で勝てる」と解釈しても良さそうです。
おすすめできるポイント
1、再現性が高いマニュアル本
僕がオススメする理由の1つとして、この本がトレードのマニュアル本であることです。
書籍を最初から目を通し、手順通り手法で売買することで高確率で利益をあげられるようになっています。
僕たちは"スポーツ選手"と同じ
「技術」と言う言葉通り、トレードを上達させるために「技術を磨かなければなりません」
一朝一夕で身につくものではないので、根気強い練習が必要です。
技術を磨く期間は自動車の免許を取得する、中学・高校・大学を卒業する、といった終わりが見えるものではありません。
プロのスポーツ選手が、プロになってからも練習を続けるように、株のトレードも"常に鍛錬しないといけないもの"と認識しなければいけないのです。僕たちはスポーツ選手と同じ覚悟でトレードに挑まなければなりません。
ポイント
どのような練習をしたら良いか具体的に書いてあります。
あとは書籍を読んで繰り返し練習するだけです!
※必勝に近いパターンが載っている
2、独自に開発した技術を公開
相場師朗さんは、独自に開発した技術を難易度別に3つ紹介しています。
短期売買の技術
- ショットガン
- ショートトレード
- うねり取り
3つある技術のうち、「ショットガン」は初心者向きであり、技術を磨けば磨くほど、成功率も高くなり、利益も大きくなります。「ショットガン」の技術を磨くことで、「ショートトレード」「うねり取り」を駆使することができるようになります。
3、「7つ道具」と「3つのシグナル」でストライクが狙える
野球に例えるならば、バッターが「ど真ん中のストライクが来たときにだけホームランを打つ」ということ。
株式投資でも同じで、「株価の上下が高精度で判断できるポイントでのみトレードをする」という手法を記載しています。
そのトレードをするために必要な指標をこの書籍では「7つの道具」と「3つのシグナル」として解説し、投資初心者でも大怪我のしない比較的安全なトレードを記載しています。
相場師朗さんの多くの書籍で、同じ表現を使われていますが、この書籍が一番綺麗にまとまっているかと思われます。
これを学ぶだけでも十分な価値があると思います。

90ページ以降の具体的手法は特におすすめ
最後に
株で成功するためには、技術を向上させることが必要不可欠だと思っています。画面の向こう側でお金がかかっている以上、イチかバチかのトレードはありえません。
「株の技術大全」で紹介している技術を含め、僕たちは「自分のモノにできる手法」を磨き、極め自信の持てるトレードをしなければなりません。
技術をものにするためには、日々練習を積み重ね、何度も何度も同じ境遇のチャートをこなしていくことだと思います。繰り返しの練習が技術を磨くことに繋がり、今までチャートで見えてこなかったものが見えてくるようになってくると思います。
僕も偉そうなことを言っていますが、日々日々チャートの予測をし鍛錬しています。未熟者です。
僕はこの本を読んで大変勉強になりました。
移動平均線を使った技術を自分のモノにしたい方に勧めたい1冊です。
おすすめです。
本日の記事は以上です。

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